"delay.h" ver.1.00


目次



概要

ディレイとは、音が少し遅れて聞こえてくる、やまびこのような効果のことです。普通、ディレイを使うには、「エフェクター」を使います。しかし、音源によっては、エフェクターのないものもあるので、ここでは、エフェクターを使わないで、MIDI情報を駆使して、ディレイを再現します。



使い方

Include(delay.h);

の一文を、曲頭に書き加えてください。



MidiDelayS(Str S)

◇シンプルディレイ
S       ディレイ効果をかけたいフレーズを書きます。

例)
MidiDelayS( ドレミファソ );



MidiDelay(Str S, Int Repeat, Int Delay)

◇汎用的なディレイ:リピート回数とタイムを指定できる汎用的なディレイ

S       ディレイ効果をかけたいフレーズ
Repeat  繰り返し回数を指定
Delay   遅らせる時間を指定

例)
MidiDelay({v100o5l4cegedfaf},2,!8);



MidiDelayKey(Str S,Int Repeat, Int Delay, Int KeyPlus)

◇キーディレイ:ディレイの遅れて出るノートの音程が変わる不思議なディレイ

S       ディレイ効果をかけたいフレーズ
Repeat  繰り返し回数を指定
Delay   遅らせる時間を指定
KeyPlus 音程の変化量を指定



MidiDelayRev(Str S, Int Repeat, Int Delay)

◇逆回転ディレイ:ディレイがフレーズより前から始まるテープ逆回転のようなディレイ

S       ディレイ効果をかけたいフレーズ
Repeat  繰り返し回数を指定
Delay   遅らせる時間を指定



MidiDelayTap(Str S, Int Repeat, Int Delay)

◇タップディレイ:ディレイタイムが短くなっていくディレイ

S       ディレイ効果をかけたいフレーズ
Repeat  繰り返し回数を指定
Delay   遅らせる時間を指定



MidiDelayTap2(Str S, Int Repeat, Int Delay)

◇タップディレイ2:ディレイタイムが短くなっていくディレイ、ゲートが短くなる

S       ディレイ効果をかけたいフレーズ
Repeat  繰り返し回数を指定
Delay   遅らせる時間を指定