マレーシアで使う中国語は、中国で使っている中国語とちょっと違います。悪く言うなら、ちょっと鈍っていますが、基本的に通じます。中国語のことを「華語(hua yu)/Mandarin」と呼びます。

北京語の他によく使われる中国語の方言

  • 福建語
  • 広東語
  • 海南語

とは言え、華僑の人に北京語は通じます。

方言メモ

5分刻みで分を指定

時計を見て、「7点9個字」と言われたのですが、意味が分からず、聞いてみると「1個字は5分刻みで、9個字というのは、45分のこと」でした。

これ、正式な場で使おうとしたら、正式な場では相応しくないとのこと。

部屋番号や電話番号

上海では、電話番号や部屋番号の数字を数える時、1を(yao)、2を(liang)と読んでいましたが、こちらは、普通に、1をyi、2をerと読むようです。とは言え、1をyaoと読んでも通じます。

  • ペナンは、福建語で会話することが多い様子。

かわいい発音 liao

終了したと言う時「结束了」(jie shu le)と言いますが、leのところを、liaoと鈍って言うのをよく耳にしました。(他の中国語を話す日本人に聞いたら、そんなの聞いたことないと言っていたので、ある一部の人の方言か流行なのかもしれませんが。)

タクシーで方向を指示する

他に、タクシーなどで進む方向を言う場合、中国で「左拐」「右拐」と言いますが、マレーシアでは、あまり使いません。「转左」「转右」と言います。勝手に、turn left/turn rightから来ているのかな?と思っています。

とは言え、KLなど都市部のタクシーは、インド系の運転手が多い気がするので、中国語よりは英語の方が多いかも。