電力料金の引き上げにより消費者物価が0.27%押し上げられるが、一般世帯や零細業者は消費電力が少ないため、値上げの影響が出ないとのこと。

ノル首相府相は、電力料金の引き上げにより消費者物価が0.27%押し上げられるとの試算を明らかにした。ただ全人口の75%に当たる小口消費者に対する影響はなく、補助金がより必要とされる領域に使われることになると強調した。なお4月の消費者物価指数(CPI)は年率3.2%上昇となっている。 新たな電力料金は、300キロワット以下の利用者は据え置きで、300キロワット以上が平均で7.12%、累進で最大10%の値上げとなる。政府は一般世帯や零細業者は消費電力が少ないため、値上げの影響が出ないとしている。